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名称 栗原神社のコブシ (くりはらじんじゃのこぶし) 名称の典拠 天然記念物指定名称 樹種 コブシ 樹高 20m(注1) 目通り幹囲 3.8m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 岐阜県飛騨市河合町保(注2) 〃 3次メッシュコード 5437−20−70 〃 緯度・経度 北緯36度13分41.6秒 東経137度00分09.2秒 岐阜県指定天然記念物(1967年6月14日指定) 撮影年月日 2022年10月15日 注2)2004年2月1日、吉城郡内4町村が合併して飛騨市誕生。旧行政区は吉城郡河合村 東海北陸自動車道の飛彈河合パーキングエリアは、全長10.7kmの飛彈トンネルと全長1.6kmの保(ほ)トンネルの間で、250mほど高速道が地上に顔を出すところにある。トイレがあるだけの施設だが、道路トンネルでは日本で3番目に長いという飛彈トンネルを前に、あるいは走り終えて、一息入れるにはありがたい場所だ。 このコブシは、その飛彈河合PA(上り線)から北西200m弱のところに立っている。ただし、パーキングエリアから敷地外に出ることはできないので(歩いて出るのも不可)、ぐるっと遠回りして下道で訪ねる以外にないが。 樹名のとおり、文化財指定を受けた1967年にはここに栗原神社があったのだろう。しかし今は社殿も鳥居も灯籠も見あたらない。それどころか、このあたりには、パーキングの関連施設以外に建物は全く無い。ここにあったと思われる集落がすっかり消え失せてしまったのである。 今や山中の1本と化したコブシだが、文化財指定当時3.1mとされた幹回りは、「樹の国・日本」の2009年調査では3.8m。今も着実に成長し続けているようだ。 |
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