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名称 極楽寺のシダレザクラ
(ごくらくじのしだれざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 3m(注3)
推定樹齢 170年(注4)
所在地の地名 鳥取県倉吉市八屋(やつや)
〃 3次メッシュコード 5333−16−28
〃 緯度・経度 北緯35度26分24.0秒
東経133度51分03.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年4月2日
注1)倉吉市が設置(1986年1月10日に倉吉市保存樹指定を受けたことを示す案内板)
注2)上記案内板による
注3)まったくの目分量(案内板には2.6mとあったが、今はもっと大きい)
注4)案内板には140年とあったが、保存樹指定後30年を経たので170年とした
三徳川(みとくがわ)に架かる竹田橋の東側山裾に、曹洞宗日照山極楽寺がある。
境内のシダレザクラ(イトザクラ)が見事。
倉吉市が設置した案内板によると、伊木(いぎ)の湧嶋長右衛門氏が仙台から苗木を取り寄せて植えたものだそうである。
植えたのがいつなのかについては記されていなかったが、樹齢140年と書いてある。倉吉市の保存樹指定が昭和61年(1986)だから、案内板もその後間もなく設置されたのだろう。とすれば、1986年から140年を遡って1846年。江戸時代末期に植えられたと思われる。
私の訪問は、保存樹指定から30年後。計算上の推定樹齢は170年ということになる。その間に幹囲もずいぶん増え、今は3mを超えているように思われる。
若いだけあって、折損枝も殆ど無く、姿の良い樹冠を戴いている。花の色はやや赤みがかり、艶やかな感じ。
多くの花見客を集めるのも頷ける。 |
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