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名称 倉手神社のスダジイ (くらてじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 25m(注1) 今はもっと低い
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 島根県安来市広瀬町菅原(菅沢)(注2)
〃 3次メッシュコード 5233−71−94
〃 緯度・経度 北緯35度20分08.6秒
東経133度10分22.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年3月31日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)2004年10月1日、安来市に合併。旧行政区は能義郡広瀬町
布部から広瀬までの飯梨川(いいなしがわ)は、山間(やまあい)を、右へ左へと蛇行を繰り返しながら流れる。その谷を走る国道432号も、右岸、左岸と移りながら進む。(国道の方は、トンネルという手を使って、なるべくカーブが少なくなるよう設計されている。自然の造形と人工と。地図で見ると違いが明らかで面白い)
その途中に菅沢という集落がある。(かつての大字名の菅原は「すがはら」だが、菅沢は「しげさわ」と読む)
倉手神社は菅沢集落のなかほど。
石段を上ると、簡素な随身門の横に、シイの古木が立っている。
どれくらい前のことかわからないが、幹の一部が折れたらしく、シイの隣に横たえてあった。幹にシートが巻き付けてあるところから出ていたのだろう。
参道から見て裏側にあたる方では幹が大きく抉れている。満身創痍の姿だ。
それでも、しっかり葉をつける元気な部分もある。
老木のみが持つ威厳を感じるとともに、植物の生命力の強さも感じられた。 |
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