ページタイトル:観音堂のいちょう サイトのシンボル

画像:観音堂のいちょう(全景)(幹と並ぶ)

画像:観音堂のいちょう(幹と並ぶ)

画像:観音堂のいちょう
名称 観音堂のいちょう (かんのんどうのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 14.2m(注2)
推定樹齢 700年(注3)
所在地の地名 岡山県真庭市後谷(毛佐)(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5233−45−51
 
〃 緯度・経度 北緯35度02分58.5秒
           東経133度38分10.6秒
勝山町指定天然記念物(1952年10月3日指定)
撮影年月日 2009年4月10日

注1)勝山町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による。ただし、実際はこれほど太くはない。(案内板では目通り8.8m)
注3)上記案内板による
注4)2005年3月31日、2郡にまたがる9町村が合併して真庭市誕生。旧行政区は真庭郡勝山町





 月田川沿いに、県道32号(新見勝山線)を走る。
 途中、支流後谷川が月田川に合流する辺りで、県道32号と別れ、今度は後谷川に沿って北上する。1kmほど走ったところにある最初の集落が毛佐(けさ)だ。
 小さな集落の中ほどに、毛佐バス停がある。バス停から西を望めば、後谷川対岸の小高いところに、大イチョウの姿が認められる。
 そこからは徒歩。参道らしき細い道を進むと、イチョウの前に出る。
 旧環境庁資料の目通り14.2mは、実感からはちょっと遠い。しかし、素晴らしい大イチョウであることに異存はない。
 10mに満たないにしても、太さは十分。折損枝が少なく、荒々しいまでの野性的な力強さを感じる。(上図・中図の人物から大きさを実感できると思う)
 根張りがまた素晴らしい。斜面に立つため、低地側の表土が流出し、表面近くの根が一部露出している。こんなに根が密集していて、イチョウが根付く前にあった土壌は、いったい何処へ行ったのだろうか。
 毎年たくさんのギンナンを実らせるそうである。
 
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