ページタイトル:鞍掛けの梨 ロゴ:人里の巨木たち

画像:鞍掛けの梨 名称 鞍掛けの梨 (くらかけのなし)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ミチノクナシ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 2.8m(注2)
推定樹齢 500年以上(注2)
所在地の地名 長野県下高井郡木島平村往郷(馬曲)
 〃 3次メッシュコード 5538−23−36
 〃 緯度・経度 北緯36度52分05.4秒
           東経138度27分05.2秒
木島平村指定天然記念物(1970年11月3日指定)
撮影年月日 2015年10月12日

注1)木島平村教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による





 馬曲川(まぐせがわ)上流部の右岸高台の道路脇に立つアオナシ(ミチノクナシの変種)の古木。
 45年前の天然記念物指定時には4mほどの幹囲を持ち、立派な姿をしていたようだが、台風で幹が半分裂けて落ち、現在は残念な姿である。(でも、まだしっかり生きている)
 横を通る道は、「志久見(しくみ)街道」と呼ばれた古道で、案内板によれば、木曾義仲が京に上る際、馬の鞍をこの木にかけて休んだという伝承があるそうだ。(樹名の由来)
 いくらなんでも平安の昔にすでに大木だったとは思えないが、それだけ誇りに思われ、大切にされてきたということなのだろう。
 馬曲川沿いに県道354号(馬曲木島停車場線)を進み、馬曲温泉入口を過ぎてヘアピンカーブを曲がった先、右側に「鞍掛けの梨」の案内表示がある。 
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