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名称 久遠寺参道のスギ (くおんじさんどうのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 42m(注1)
目通り幹囲 6.9m(注1)
推定樹齢 伝承590年(注2)
所在地の地名 山梨県南巨摩郡身延町身延
〃 3次メッシュコード 5338−03−54
〃 緯度・経度 北緯35度22分47.4秒
東経138度25分27.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年11月28日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)同上。ただし、同書の刊行から訪問日現在で20年を経ているので、記載されている数値に20年を加えた
日蓮宗総本山身延山久遠寺の三門(三解脱門)と287段の石段「菩提梯」の間、男坂・女坂の上り口付近に立つ大杉。
本来はここが主参道である。しかし今は、菩提梯を避け、西谷せいしん駐車場から斜行エレベーター経由で参詣する人が多くなった。このルートだと、坂道はまったく歩かなくてよい。
私も西谷せいしん駐車場に車を停めたのだが、大杉に会うため、自動車道を三門まで歩いて下った。
参道両側に大杉が並ぶ。なかで、向かって右手奥のこのスギが一回りも二回りも大きい。小さな空洞はあるが、姿も良く、樹勢も良い。
並木の1本であるから、多分みな同時期に植えられたのだと思うが、太さはまちまち。スギの個性によるのだろうか。
撮影後、お釈迦さまと日蓮上人にお参りするため、菩提梯を登り始めた。数年前に訪ねたときは一気に登られたものだが、この日は途中で息が切れ、男坂に迂回した。
菩提梯を登ったところに、平成21年(2009)5月に再建されたばかりの五重塔が聳える。400年前の元和(1615〜24)の塔を忠実に復元したそうだ。何故かしら塔のある風景は心落ち着く。
塵一つない境内も気持ちが良かった。 |
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