ページタイトル:久遠のマツ 当サイトのシンボル

画像:久遠のマツ_1

画像:久遠のマツ(遠景)
名称 久遠のマツ (くおんのまつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クロマツ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 4.5m(注2)
推定樹齢 700年(注3)
所在地の地名 静岡県藤枝市藤枝4丁目
 〃 3次メッシュコード 5238−22−40
 〃 緯度・経度 北緯34度52分12.2秒
           東経138度15分14.1秒
静岡県指定天然記念物(1955年2月25日指定)
撮影年月日 2011年12月28日

注1)設置者名・設置年月とも不詳(静岡県教委または藤枝市教委が設置?)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)上記案内板による





 旧東海道に近く、市街地中心部に、日蓮宗円妙山大慶寺がある。
 寺伝によれば、宗祖日蓮聖人が比叡山遊学の際、往路復路ともに立ち寄った霊跡だということだ。日蓮をもてなした夫婦は、それぞれ道円・妙円の法号を授けられ、後年、自宅に法華堂を建立した。これが大慶寺の始まりとされているらしい。日蓮の時代であるから、13世紀後半ということになろう。
 寺が設置した案内板には、日蓮からは法号のほかに、題目本尊と毘沙門天王が与えられた。そして、日蓮聖人みずから記念としてこのマツを植え、「久遠のマツ」と命名したともある。
 支柱で支えられてはいるが、見るからに樹勢の良さそうな大マツだ。
 幹に掛ける注連縄は、とても丁寧に取り付けられている。これひとつを見ても、いかに大切にされているかがわかる。
 本堂の斜め手前、境内広場のほぼ中央に立っている。
 
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