ページタイトル:国津神社のケヤキ 当サイトのシンボル

画像:国津神社のケヤキ(幹と並ぶ)_1

画像:国津神社のケヤキ(幹と並ぶ)_2
名称 国津神社のケヤキ (くにつじんじゃのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 10.5m(注2)
推定樹齢 800年以上(注3)
所在地の地名 三重県津市美杉町太郎生(たろお)字瑞穂(注4)
 〃 3次メッシュコード 5136−61−45
 〃 緯度・経度 北緯34度32分14秒
           東経136度11分37秒
三重県指定天然記念物(1940年9月16日指定)
撮影年月日 2009年10月12日

注1)美杉村教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)上記案内板による
注4)2006年1月1日、津市に合併。旧行政区は一志郡美杉村





 名張川を挟んで国道368号と並行して走る旧道沿い、太郎生小学校の北方に国津神社が鎮座する。
 祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)ほか9柱。
 明治40年(1907)、村内の9社を合祀。その際、日神(ひかわ)の山王権現境内にあった石造十三重塔も移築した。この十三重塔は、制作年代不詳だが、この地方産の石で造られ、初層の4面に薬師・阿弥陀・釈迦・弥勒の4仏が刻まれている。高さ約3.3m。国重文。
 ケヤキは、石段を登りきったところ。社殿に向かって左手に立つ。
 2本の株立ち。根元がくっついているとはいえ、2幹は少し離れているので、「1本の木」という印象ではない。上記データは、それら2本の幹囲の合算値なのだが、根張りが雄大なため、太い方1本だけでも十分な迫力がある。樹高もまだ十分な高さを維持している。
 ただ、衰えが出てきたようで、3ヶ所ほどワイヤで幹を締め付け、崩壊を防いでいる状態。
 三重県内では最大のケヤキだ。昭和55年度(1980)全国植樹祭では、お手蒔き用として、このケヤキの種子が献上されたそうである。
 
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