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名称 日枝神社の樟 (ひえじんじゃのくす)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 クスノキ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 7.7m(注1)
推定樹齢 伝承1200年(注2)
所在地の地名 香川県観音寺市柞田町(くにたちょう)丙(山王)
〃 3次メッシュコード 5133−15−23
〃 緯度・経度 北緯34度06分13.3秒
東経133度39分52.2秒
香川県指定天然記念物(1954年8月18日指定)
撮影年月日 2013年3月24日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
国道11号山王(さんのう)交差点の南100mほどのところに日枝神社(ひえじんじゃ)が鎮座する。
平凡社「香川県の地名」によれば、寛元年間(1243〜47)、隣接する真言宗大覚寺派延命寺が後嵯峨天皇の勅を賜り、近江国日吉社山王権現を勧請したのが始まりと伝えているらしい。そもそも中世には、ここは近江日吉社領の荘園柞田庄だったという。庄の鎮守として、他の神社から勧請することはなさそうだ。(山王の地名も中世からのものだろうか)
拝殿に寄り添うように立つクスノキが天然記念物指定を受けている。建物から離れるよう斜めに立ち上がったあと、負の向地性を発揮して、上方で丸い樹冠を戴いている。
訪ねたときは、ちょうど神殿の改修中。ちょっとタイミングが悪かったようである。 |
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