|
|||||
名称 国主神社の椿 (くにぬしじんじゃのつばき) 名称の典拠 なし 樹種 ヤブツバキ 樹高 12m(注1) 目通り幹囲 2.7m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 鳥取県東伯郡湯梨浜町漆原(注2) 〃 3次メッシュコード 5333−17−74 〃 緯度・経度 北緯35度29分06.0秒 東経133度55分39.1秒 湯梨浜町指定天然記念物(1986年11月1日、「国主神社社叢」として境内林を一括指定) 撮影年月日 2020年10月18日 注2)2004年10月1日、東伯郡内の2町1村が合併して湯梨浜町誕生。旧行政区は東伯郡東郷町 面積約4平方kmの大きな池である東郷池の東方、東郷池に流入する舎人川(とねりがわ)を3kmほど遡ったところが漆原(うるしばら)である。 漆原集落の中央付近に国主神社が鎮座し、境内を覆う緑濃い社叢が町から天然記念物指定を受けている。(巨木も数本ある) 10年前の2010年にも国主神社を訪ねたことがあった。神木とされていたタブノキに会うためである。 しかし、残念ながら既に枯死。意気消沈してしまったことと、当時はツバキなどあまり大きくならない樹種に興味が湧かなかったこともあって、ここに(ツバキとしては)こんなに大きなヤブツバキがあったとは、全く記憶にない。物理現象として網膜に像が写っていたとしても、「見る気」がなければ、何も見えないものなのだ。 このヤブツバキも、「今日もおでかけ」ブログで存在を知った。 各地に著名な大椿は少なくないが、大抵は地際で複数幹に分かれている。全体としての体積感はあるが、幹としてはそれほど太くない、という例が殆どである。 ところがこのツバキでは、3m近い太さのまま、ずいぶん上まで立ち上がっている。単幹でこの太さは大したものだ。 凹凸の激しい幹の表情も豊かで、見飽きることがなかった。 |
|||||