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名称 三島神社のクスノキ (みしまじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 7.2m(注1)
推定樹齢 伝承600年(注1)
所在地の地名 大分県臼杵市井村字狭間(熊崎)
〃 3次メッシュコード 4931−56−63
〃 緯度・経度 北緯33度08分18秒
東経131度47分13秒
臼杵市指定天然記念物(1978年4月8日指定)
撮影年月日 2010年3月25日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
熊崎川右岸、高台に三島神社が鎮座する。
祭神は大山祇神(おおやまずみのかみ)、雷神(いかづちのかみ)、高麗神(たかおのかみ)の3柱。
徳治2年(1307)、伊予の豪族河野通有の子、柚ノ木谷八郎通忠が三島神社(現愛媛県大三島町大山祇神社)の分霊を奉じて渡海、芝尾(熊崎川を挟んで対岸)に着いた。その地に社殿を建てて分霊を奉斎したのが起源という。その翌年、神託により現在地に遷座したと伝えられているようだ。
JR日豊本線の狭い踏切を越えると、すぐ先に三島神社の参道が開いている。そのまま自動車参道を登ると、その途中でクスノキの姿が見える。
クスノキは、斜面の上部に、低い方へ斜めに身を伸ばして立っている。
周囲を細縄で囲っているので、樹林内の他の木々とは違う目で見られているのかも知れないが、かといって特別な待遇を与えているようには見えない。他の木々と同じく、社叢の一員なのである。
昭和50年(1975)1月7日、大分県から特別保護樹木に指定された。 |
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