ページタイトル:熊走日吉神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:熊走日吉神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 熊走日吉神社のスギ
    (くまばしりひよしじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 32m(注1)
目通り幹囲 9.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県金沢市熊走町
 〃 3次メッシュコード 5436−55−68
 〃 緯度・経度 北緯36度28分19.7秒
           東経136度43分19.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年6月4日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 金沢市街地を貫いて日本海に流れ出る川の一つに犀川(さいがわ)がある。その近くで幼少期を過ごした詩人・小説家室生犀星(むろうさいせい)がことのほか愛し、ペンネームに取り入れた犀川である。
 熊走町はその犀川の左岸。市街から遠く離れ、国見山(557m)から北東に延びた尾根の先端部高台の集落だ。犀川の谷に沿った集落では、最上流に位置する。
 集落内に日吉神社が鎮座する。(石鳥居の額には「熊日吉神社」と記されていたが、「日吉神社」が正式名である)
 境内に立つ3本のスギの根元がくっついて、1株の大杉の様相を呈している。環境省データによると、そのうちの最大幹は幹囲429cm。上記9.9mは、3本それぞれの幹囲を合算した数値である。
 従って、幹そのものはそれほどの巨大感がないが、全体としては、それなりの迫力はある。
 集落の西側中腹を走る道から眺める姿も良い。
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