ページタイトル:九々龍国有林のミズナラ 当サイトのシンボルマーク

画像:九々龍国有林のミズナラ 名称 九々龍国有林のミズナラ
    (くくりゅうこくゆうりんのみずなら)
名称の典拠 なし
樹種 ミズナラ
樹高 不明
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県大沼郡昭和村小野川
 〃 3次メッシュコード 5639−05−08
 〃 緯度・経度 北緯37度20分11.5秒
           東経139度43分21.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年4月22日

注1)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測





 会津美里町(旧会津高田町)と昭和村を結ぶ国道401号は、博士山(はかせやま、1482m)の南で町村境の峠を越える。
 この日、私は昭和村側から登った。
 峠の西側は九々龍国有林となっていて、落葉樹の森だ。この季節の落葉樹林は、木々が葉を落としているため、見通しがきく。
 後続車がなく、対向車も殆ど無かったため、林内を覗きつつ、時速30kmほどでゆるゆると走っていたら、左側(注2)道路脇、少しだけ高いところに巨木が見えた。位置は、峠の手前400m弱。
 ミズナラだった。当然ながら、野生児の姿だ。
 この大きさにしては、まだ大枝を多く残している方だが、この冬の雪で折れたか、それとも、もう少し前に折れたか。大枝が1本、根元に転がっていた。長い年月を生き抜くのは大変なことなのだ。
 逆に言うと、巨木探訪とは、ごくひと握りの幸運な木々との出会いを求める旅と言えるのかも知れない。

注2)訪問時現在、上記緯度・経度データを用いて地理院地図で位置検索すると道路の右側地点を表示するが、これは標準地図の道路表示位置が誤っているためで、同じ地理院地図でも航空写真を選ぶと、ちゃんと左側に表示される。(グーグル地図やマピオン地図では正しく表示される)
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