ページタイトル:泳宮のフウ 当サイトのシンボルマーク

画像:泳宮のフウ 名称 泳宮のフウ (くくりのみやのふう)
名称の典拠 なし
樹種 フウ
樹高 26m(注1)
目通り幹囲 3.7m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岐阜県可児市久々利
 〃 3次メッシュコード 5337-00-78
 〃 緯度・経度 北緯35度24分09.4秒
           東経137度06分29.0秒
可児市指定天然記念物(1978年2月1日指定)
撮影年月日 2018年11月24日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)地上1.3m付近の幹囲を柵の外から実測





 中央道と東海環状道を結ぶ土岐ジャンクションの北を通る県道84号(土岐可児(ときかに)線)を北西に向かい、小渕溜池を過ぎたところが丸山、その一つ先の集落が久々利(くくり)である。
 集落の南端近く、久々利川右岸に可児市指定史跡「泳宮」(くくりのみや)がある。
 案内板によると、景行天皇の行在所跡で、当地滞在の際、八坂入彦の娘である八坂入媛(いりひめ)を妃としたと伝えられているようだ。(その後、二人の間に生まれた子が成務天皇となった)
 現在は小公園のように整備された史跡内、八幡神社大祭に使用する山車を収める轇轕(こうかつ)蔵の前に、フウの巨木が立つ。
 単幹で立ち上がり、上空で多くの大枝に分かれて樹冠を支えている。
 なかなか樹勢の良いフウだ。昭和53年(1978)に可児市から天然記念物指定を受けている。
 フウを漢字で書くと「楓」。カエデ同様、秋には紅葉するが、カエデの仲間でないことは実(種)を見ればわかる。
 紅葉した姿を期待して訪ねたのだが、残念ながら少し早すぎたようだ。
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