ページタイトル:久保の大杉 当サイトのシンボル

画像:久保の大杉(幹と並ぶ)

画像:久保の大杉(供えられた七つ道具)
名称 久保の大杉 (くぼのおおすぎ)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 スギ
樹高 60m(注2) 実際はもっと低い
目通り幹囲 8.4m(注2)
推定樹齢 1500年(注2)
所在地の地名 徳島県勝浦郡上勝町生実(いくみ)
 〃 3次メッシュコード 5034−63−61
 〃 緯度・経度 北緯33度53分19.0秒
           東経134度23分03.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年7月28日

注1)1990年4月に建立された石造樹名板
注2)現地の案内板(設置者名・設置年月とも不詳)による





 上勝町役場の南、県道16号(徳島上那賀線)が勝浦川の支流旭川を渡る橋の袂近くに、久保の大杉に至る山道の入口がある。入口には大杉への案内表示も出ている。
 道は美しい棚田が広がる斜面をぐいぐい登る。

画像:途中の野尻集落

 家々を縫う細い道の、ほぼ行き止まりのような場所に、大杉が立っている。駐車場もある。
 昔、吾作なる百姓がこの周辺の木を伐って炭にした。いよいよ次は大杉ということになったが、3日伐っても4日伐っても梢からヘビが落ちてきて切れず、鋸で引いた溝は、翌日には元通りになっていたため、ついに10日かかっても伐ることが出来なかった。ほかの者が試みても同様な結果となった。それで、大杉を伐るのは止め、山の神を祀るようになった。毎年8月25日に七つ道具を供えてお祀りするのだという。(案内板による)
 左図に見えるのが、その七つ道具である。
 
ボタン:徳島県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る