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名称 公津の大杉 (こうづのおおすぎ) 名称の典拠 「麻賀多神社の森郷土環境保全地域」と題した案内板(注1) 樹種 スギ 樹高 40m(注2) 目通り幹囲 9.0m(注2) 推定樹齢 伝承約1300年(注3) 所在地の地名 千葉県成田市台方 〃 3次メッシュコード 5340−52−22 〃 緯度・経度 北緯35度46分16秒 東経140度16分36秒 千葉県指定天然記念物(1977年3月8日、「麻賀多神社の森」の名称で境内林全体を一括指定) 撮影年月日 2014年5月13日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による 注3)大杉の根元に設置された案内板による(麻賀多神社と千葉県が連名で設置。設置年月不詳) 江戸時代の義民佐倉惣五郎を祀る宗吾霊堂の前を通って、国道464号を北へ約1.5km。成田市台方の麻賀多神社が国道のすぐ東に鎮座している。 延喜式神名帳に名前が載る式内社。応神天皇の時代、印旛国造(いんばのくにのみやつこ)であった伊都許利命(いつこりのみこと)の創祀と伝えているようだ。 「麻賀多(まかた)」の社号が珍しい。当社では、夢告によって伊都許利命が掘り出した勾玉(まがたま)と関連づけているようだが、佐倉市鏑木町に鎮座する同名の麻賀多神社は別の説を紹介している。 社殿に向かって左手奥の樹林内に、「公津の大杉」が立っている。(公津はかつての地名らしい) 大杉は、神社創建と同じ頃に植えられたと考えられているようだ。 堂々たる大杉で、昭和10年(1935)3月26日、千葉県指定天然記念物になった。環ノ大樟などとともに、千葉県では最も古い県指定と思われる。 しかし、現在の千葉県文化財リストを見ると「公津の大杉」は載っていない。のちに境内林全体が指定された際、大杉もそれに含まれるとして、単独指定は発展的に解除されたのだろうか。 凛と直立するオモテスギのタイプである。 見た感じ、9mまではなさそうに思えたのだが、実測したわけではないので、私の勘違いかも知れない。 |
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