ページタイトル:昊天宮のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:昊天宮のクスノキ 名称 昊天宮のクスノキ (こうてんぐうのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長崎県大村市宮小路2丁目
 〃 3次メッシュコード 4929−37−35
 〃 緯度・経度 北緯32度56分58.5秒
           東経129度56分44.4秒
大村市指定天然記念物(1974年12月24日、「昊天神社の社叢」の名称で境内林全体を指定)
撮影年月日 2015年3月23日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 国道34号(長崎街道)のすぐ東、竹松小学校の300mほど北に昊天宮が鎮座している。(昊天宮公式サイトによると「大村藩総鎮守」とのこと)
 天然記念物の名称では昊天神社となっているが、長崎県神社庁には昊天宮の名前で登録されているので、多分、神社としての名前はそちらが正しいのだろう。地名の宮小路の「宮」でもある。
 「広辞苑」によると、「昊天」とは「@広い空。大空。A夏の日光の盛なさま。」とある。現在、昊天宮の祭神は、イザナギ・イザナミ夫婦神はじめ記紀神話に登場する6柱の神々だが、かつての領主大村氏がキリシタンであった時代があることは、よく知られる事実である。キリシタン時代の大村氏は、この神社に何かほかのものを見ていたのではないかと考えるのだが、どうだろう。
 それはさておき、境内に2本の大クスがある。環境省巨樹データベースで、それぞれ幹囲を515cm、525cmとしているクスである。
 1本は鳥居の近く。もう1本は社殿に向かって右側境内の端に立っているのだが、いったいどちらが大きいものだろう。眺めただけでは、どちらが大きいのかわからない。いずれも注連縄を付けている。
 とりあえず左図に示したのは後者の方である。 
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