ページタイトル:高照寺のケヤキ サイトのシンボル

画像:高照寺のケヤキ(本堂側から見る)


画像:高照寺のケヤキ(石段下から見上げる)
名称 高照寺のケヤキ (こうしょうじのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 福井県南条郡南越前町上別所(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5336−51−75
 
〃 緯度・経度 北緯35度48分57.2秒
           東経136度11分21.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2008年4月26日


注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年1月1日、南条郡内の2町1村が合併して南越前町誕生。旧行政区は南条郡南条町





 法華宗本門流高照寺薬医門の両側に、一対の老ケヤキが立っている。
 向かって右が目通り4.2m、そして向かって左がこの木。いずれも苔生した姿だ。
 特にこちらは、ごらんのとおり。全周の半分ほどの皮だけで生きている。背丈も15mまではなさそうだ。
 主幹も大枝も全てを失い、新しく出た細い枝が、かろうじて生命を繋いでいる。
 高照寺開基日遊は大永5年(1525)の遷化という。今から約500年前だ。
 このケヤキが寺が開創された頃に植えられたとすれば、樹齢は500年ほどになるわけだが、実際はどうなのだろうか。

※最近、このケヤキは倒壊してしまったようだ。いつも貴重な情報をお寄せ下さる愛知県知多郡在住のMさんからいただいた写真では、幹の途中で折れた上半分が樹下に転がっている。もともと皮1枚で立っていたので、いつ倒れても不思議ではなかったが、背が低い分、今までなんとか頑張ってこれたのだろう。なお、向かって右の個体は今もなんとか持ちこたえているようだ。(2019/06/21追記)
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