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名称 高仙寺のしだれ桜 (こうせんじのしだれざくら) 名称の典拠 天然記念物指定名称 樹種 エドヒガン 樹高 10m(注1) 目通り幹囲 3.8m(注1) 推定樹齢 250年(注1) 所在地の地名 山形県上山市仙石 〃 3次メッシュコード 5740−12−84 〃 緯度・経度 北緯38度09分10.9秒 東経140度18分06.0秒 上山市指定天然記念物(1966年7月26日指定) 撮影年月日 2022年4月18日 葉山(はやま、687m)北西麓の集落が仙石(せんごく)である。 家々は谷に沿って並び、最奥部に熊野神社が鎮座する。その一つ手前が真言宗智山派金宝山高仙寺。左図のシダレザクラのお寺だ。 門を入るとすぐ左手に墓地、そして正面にシダレザクラ。シダレザクラは本堂と庫裏の間、建物から10mほど手前に立つ。 大きく花笠を広げる一方、いかにも古木らしい雰囲気もあって、なかなか見栄えのする桜だと思う。 面白いのは、幹が上空でくねくねと向きを変えていること。全く180度向きを変える部分もある。どうしてこんな風になったのだろうか。人為が加わったものか。それとも、これがこの桜の個性なのか。私には判断がつかない。 隣の熊野神社にもシダレザクラがあるということで訪ねてみた。 その桜の枝振りも、この桜に似たところがある。不思議だ。(幹囲実測値264cmだったので新たに項目を起こすすことはしなかったが、「少し大きめの画像」に1枚だけ写真あり) その熊野神社での出来事。最初、ぼんやり桜を眺めていたら、近くから何かが飛び出した。ノウサギだった。しかし一目散に走ることをせず、途中で立ち止まり、何枚か写真を撮らせてくれてから、最後は山に逃げ去った。 この季節、山で食べ物に困るはずはないのに、何故こんなところにいたのだろう。人が恋しい兎だったのだろうか。 |
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