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名称 広誓院のカヤの木
(こうせいいんのかやのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 4.5m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 山梨県南アルプス市湯沢(注4)
〃 3次メッシュコード 5338−33−05
〃 緯度・経度 北緯35度35分26.7秒
東経138度26分24.6秒
南アルプス市指定天然記念物(1969年11月13日指定)(注5)
撮影年月日 2002年2月23日(左写真)
2011年5月21日
注1)1989年3月に甲西町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)現地の案内板による
注4)2003年4月1日に6町村が合併して新市誕生。ここは旧中巨摩郡甲西町
注5)甲西町時代に指定を受けたものを南アルプス市が受け継いだ
曹洞宗広誓院参道途中に1本のカヤがある。頭頂部を失い、樹高は低いが、その代わり四囲に枝を存分に伸ばしている。枝は石段の先の、白壁に囲まれた空間全体の天蓋となっている。
周囲には石仏がぐるっと安置され、いわばここはカヤの木を中心とした曼荼羅の世界である。
訪れたのは冬で、周囲に緑がない分、ここだけが異空間のようであった。
すばらしい演出である。 |
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