|
規模壮大な拝殿・本殿(国重文) |
|
名称 高良大社の樟樹 (こうらたいしゃのくすのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 9.0m(注2)
推定樹齢 伝承400年(注2)
所在地の地名 福岡県久留米市御井町
〃 3次メッシュコード 4930−74−55
〃 緯度・経度 北緯33度18分04.8秒
東経130度33分54.9秒
福岡県指定天然記念物(1964年5月7日指定)
撮影年月日 2009年8月1日
注1)高良大社と久留米市教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
久留米市街地の東方に、標高312mの高良山が聳え、そこから西北西に伸びる稜線の先端に、筑後国一の宮高良大社が鎮座している。境内からは筑紫平野が一望できる。
明治の廃仏毀釈までは神仏習合の霊地で、社領が1千石もあって栄えた。2代藩主有馬忠頼が承応3年(1654)に建立した石鳥居と、3代藩主頼利が万治元年(1660)に造営した本殿・幣殿・拝殿が、国の重要文化財指定を受けている。
古くは「高良大明神」などと称していたようだが、明治4年(1871)、高良神社と改称。さらに昭和22年(1947)、高良大社と改めた。
早朝の訪問だったが、参詣者の多さにびっくり。しかも、比較的若年者は車だが、ご年輩の方は徒歩。道路の勾配が適度なため、健康ウォークを兼ねていらっしゃるようにもお見受けした。ひと汗流したところで、眼下の景色を楽しみ、参詣を終えて帰って行かれる。
クスノキは水屋の先、境内平面の端に立っている。
2本の株立ちで、目通りは9.0mと4.7m。御神木として大切にされている。
何かあっても社殿の用材などにしないようにと、代々申し送られてきたということである。 |
|