ページタイトル:江音寺のシダレヤナギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:江音寺のシダレヤナギ 名称 江音寺のシダレヤナギ
    (こういんじのしだれやなぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 シダレヤナギ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 3.8m(注2)
推定樹齢 170〜180年(注3)
所在地の地名 長野県諏訪市豊田(有賀)
 〃 3次メッシュコード 5438−00−16
 〃 緯度・経度 北緯36度01分08.1秒
           東経138度04分56.3秒
諏訪市指定天然記念物(1971年2月12日指定)
撮影年月日 2016年9月15日

注1)(1995年に?)諏訪市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記案内板に「百五十〜百六十年(平成七年現在)」とあったので、そこから訪問時までの期間を加算した





 諏訪盆地から有賀峠(あるがとうげ)を経て辰野町に至る県道50号(諏訪辰野線)が中央自動車道を跨ぐところに、臨済宗妙心寺派瑞雲山江音寺がある。
 天然記念物のシダレヤナギは、山門を潜ったすぐ先。向かって左。
 シダレヤナギというと、どことなくナヨナヨした印象を伴うものだ。しかし、このヤナギは違う。頂部を失って背丈は低いが、「これがシダレヤナギ?」と思うほどの立派な幹を持っている。これだけ堂々としていれば、並の幽霊は恐れをなして、登場を辞退するのではないだろうか。
 本堂(1845年建立)や山門(1854年建立)が建てられた頃に植えられたヤナギだと推測されているようである。
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