ページタイトル:幸野の清水さんのスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:幸野の清水さんのスギ 名称 幸野の清水さんのスギ
    (こうののしみずさんのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.4m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 熊本県上益城郡甲佐町上早川(幸野)
 〃 3次メッシュコード 
 〃 緯度・経度 北緯32度40分17.1秒
           東経130度49分02.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2026年3月18日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 町立龍野小学校の南方約200m。県道152号(稲生野甲佐線)の路傍に立つスギ。
 スギの根元から清水が湧いていて、地元幸野の人たちは「清水さん」(注2)と呼んで親しんでいるらしい。
 湧水源の傍には貯水池が作られていて、かつては幸野の人たちの洗い場や子供たちの水遊びの場となっていた。また、凌雲小学校(現龍野小学校)が明治22年(1889)に開校した頃はまだ水道が無かったので、子供たちはこの「清水さん」まで水を汲みに来たのだそうである。(甲佐町公式ウェブサイト中、「甲佐町の文化財探訪 平成29年12月号」より)
 大杉はかなり斜めに傾いて立つ。
 本来、スギは負の向地性を強く持つ樹木である。幹や大枝の様子から想像すると、ある程度生長してから、何かを契機に大きく傾いたことは間違いなかろう。今はこの状態でなんとかバランスを保っているようだ。
 樹勢が良好なのは良いのだが、頭がこれ以上重くなるのがよいのかどうか、悩ましいところである。

注2)熊本県では、「さん」に独特の用法がある。以前の訪問時、地元の方に道を尋ねたとき、「○○のところで右さん行きなさい。左さん行かないように」と言われて驚いたことがある。左右にまで「さん」付けするのだ。ある種の敬意を伴う表現なのだろうが、熊本県人の「さん」には他の地方に無い独特の感覚があるようだ
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