|
|||||
名称 広円寺のヤナギ (こうえんじのやなぎ) 名称の典拠 なし 樹種 マルバヤナギ 樹高 11m(注1) 目通り幹囲 5.4m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 大分県日田市東町 〃 3次メッシュコード 4930−77−75 〃 緯度・経度 北緯33度18分51.3秒 東経130度56分03.4秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2011年7月30日 市街地のお寺の境内で、大切に残されているヤナギ。 環境庁資料にはアカメヤナギとして載っているが、「データの見方」で記したように、私のサイト内では同一樹種に異なる名をつけることがないよう、樹種名は平凡社「日本の野生植物木本T・U」掲載の名称に統一している。(マルバヤナギとアカメヤナギは同一樹種の別称) 広円寺は真宗大谷派に属する古刹。本願寺勢力の一員として、織田信長との石山合戦(1570〜80)に参戦したとする伝承があるようだ。もとは田島にあったが、明暦元年(1655)、現在地に移転。(平凡社「大分県の地名」を参考) 外側から寺観を拝見するに、今も寺運は盛んな様子である。 マルバヤナギは交差点の近く。根元は境内にあるのだが、塀の一部を譲ってもらって、道路側に伸びている。根元付近の様子も見てみたかったのだが、ちょうど伽藍の改築中(?)。工事用の足場が組んであったので、遠慮した。 あちこちを切られて、ずいぶん不自然な樹形になってしまった。これも、道路上に伸びたからには、仕方がないところ。 昭和52年(1977)3月、日田市から特別保存樹指定(第4号)を受けた。 |
|||||