|
|
|
名称 高伝寺のクスノキ (こうでんじのくすのき)
名称の典拠 佐賀市保存樹リストより
樹種 クスノキ
樹高 20m/18m(注1)
目通り幹囲 8.4m/6.0m(注1)
推定樹齢 伝承600年(注1)
所在地の地名 佐賀県佐賀市本庄町本庄
〃 3次メッシュコード 4930−62−82
〃 緯度・経度 北緯33度14分17.1秒
東経130度17分01.2秒(注2)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年3月20日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による。いずれも前者が上図、後者が下図の個体データ。佐賀市の保存樹紹介ページでは、上図を樹高17.5m、幹周6.5m、下図を樹高15.0m、幹周6.2mとしている
注2)これは左上図のクスノキの位置
国道208号(環状南通り)「高伝寺入口」信号から南に200mほどのところに、曹洞宗恵日山高伝寺(えにちさんこうでんじ)がある(正しくは慧日山高傳寺だが、通例に倣って私のサイトでは高伝寺と表記させていただく)。(境内に入るには拝観料が必要)
高伝寺の創建は天文21年(1552)。開基は鍋島清房(佐賀鍋島藩祖直茂の父)。以来、鍋島家の菩提寺として栄えた。本堂と廊下続きの位牌堂には、龍造寺・鍋島両家の位牌202霊が納められている(位牌堂及び位牌は佐賀市指定文化財)。武家に寄り添ってきた歴史をもつ寺である。
前庭の池のほとりに立つクスと、位牌堂近くの水路脇のクスが佐賀市から保存樹指定を受けている。
こちらの勝手な思い込みなのだろうが、前庭のクスは庭園樹風の、位牌堂近くのクスは悪鬼を退ける門衛風の容貌を示しているように思われる。
いずれも大枝の殆どを切り詰められたようなのが残念である。 |
|