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名称 河内の大銀杏 (こうちのおおいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 100〜199年(注2)
所在地の地名 福井県今立郡池田町河内
〃 3次メッシュコード 5336−53−81
〃 緯度・経度 北緯35度49分40.1秒
東経136度23分12.6秒
池田町指定天然記念物(1977年3月指定)
撮影年月日 2012年8月25日
注1)池田町教育委員会が設置した真新しいもの(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
国道417号を、池田町の市(いち。地名)から足羽川(あすわがわ)上流に向かって進む。人家が途切れてから、どれくらい走っただろうか。左手奥に河内八幡神社があった。小さな神社だ。
道路沿いに車が数台停まっていた。参詣が目的なのではなく、隣接する水場が目当てらしい。
山からの引水のようだ。「山沼不動明王」と書いてある。傍らに、細面(ほそおもて)の貧相な(失礼)明王像が安置されている。
私も一口いただいてみた。冷たくておいしい水だった。(白状すると、正直、私には水の味はよくわからない。暑い日だったので、冷たければ何でも美味しい)
神社の入口にはクズが繁茂していて、ちょうど花盛り。甘い香りが充満して、むせかえるよう。
参道は、ちゃんと草刈りしてあった。人里離れたこんな所まで、草刈りに来る人がいるのだ。
イチョウは狛犬の先。向かって右手。若いスギから成る境内林にあって、イチョウだけが大きい。気根(乳柱)の発達もなく、まだ若いイチョウのようだ。
雌株である。何年分ものギンナンが、採られることもなく、そのまま転がっている。芽を出したものも多い。
遠すぎて、採りに来る人もいないのだろうと思われる。 |
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