ページタイトル:神戸神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:神戸神社のクスノキ 名称 神戸神社のクスノキ (こうべじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 和歌山県東牟婁郡古座川町高池
 〃 3次メッシュコード 5035−26−25
 〃 緯度・経度 北緯33度31分39.3秒
           東経135度49分07.9秒
古座川町指定天然記念物(1995年7月20日、「神戸神社社叢」の名称で境内林全体を一括指定)
撮影年月日 2014年8月18日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 神戸神社は、古座川河口から左岸を内陸側へ約2km。川沿いの集落の東側、山裾に鎮座する。(高池は、古座川町内では最も海に近い地である)
 拝殿の手前、左右にそれぞれ1本、クスノキの巨木が立つ。
 写真は向かって左側のクス。この裏側では樹皮がしっかりしているのだが、初めに出会ったこの写真の姿の方が強く印象に残った。
 神戸神社の社号について、私が出会った地元の方は「ごうどじんじゃ」と呼んでおられたが、現在、和歌山県神社庁には「こうべじんじゃ」の読みで登録されている。
 もともと様々な読み方が混在していたようだ。それを、あるとき、神職と区長が相談して統一したのだという。
 同神社庁の神社紹介ページによれば、天保年間(1830〜44)編纂の「紀伊続風土記」に、「村中にあり木を神躰とす」として「神殿(カウドノ)明神森」がある旨の記述があるらしい。(神戸神社の前身)
 御神体とされたのは、このクスノキなのだろうか。
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