ページタイトル:言問の松 当サイトのシンボルマーク

画像:言問の松 名称 言問の松 (ことといのまつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチイ
樹高 11m(注2)
目通り幹囲 4.3m(注2)
推定樹齢 1200年(注2)
所在地の地名 北海道天塩郡豊富町沼向(ぬまむかい)
 〃 3次メッシュコード 6741−65−54
 〃 緯度・経度 北緯45度13分02.2秒
           東経141度40分41.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年6月7日

注1)北海道の「記念保護樹木」に選ばれたことを示す案内板。北海道が設置(設置年月不詳)
注2)今田秀樹著「2018 北海道の巨樹・名木150選」による





 豊富町(とよとみちょう)北部に、周囲4.3kmほどの兜沼(かぶとぬま)がある。沼の北東を通るJR宗谷本線の駅も兜沼駅、集落の名も兜沼。沼の周囲は湿地になっていて、一周する自転車道も整備され、公園やオートキャンプ場もある。
 駅の対岸が沼向(ぬまむかい)。そこに「言問の松」と呼ばれる大イチイが立っている。道道763号(兜沼豊徳線)のすぐ近くだから、見つけるのは簡単。
 周囲の牧草地では牛がのんびり草を食んでいた。こんな風景に包まれていると、こちらも自然とゆったりした気持ちになる。
 樹齢1200年の推定根拠は不明だが、この地に生きる先輩としてとても大切にされていることは分かる。
 案内板によると、『「こととい」の名は、この老樹に昔のことを訊ねると、何ごとでも知っており語ってくれると信じられたことに由来』するのだそうである。
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