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名称 小鳥崎の大カヤ (ことりざきのおおかや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 6.4m(注2)
推定樹齢 600年(注2)
所在地の地名 岩手県北上市小鳥崎
〃 3次メッシュコード 5841−71−52
〃 緯度・経度 北緯39度18分01.9秒
東経141度08分52.3秒
岩手県指定天然記念物(1969年6月6日指定)
撮影年月日 2008年8月7日
注1)2002年7月に北上市教育委員会が設置
注2)上記案内板による
県の天然記念物でもある、こんな立派なカヤの木が、平成元年の旧環境庁調査でも、2000年のフォローアップ調査でも漏れてしまった。
幹肌がきれいで、樹勢が良い。見ていて惚れ惚れするような大カヤだ。
立ち上がってすぐ2幹に分かれ、それらがいずれもたくさんの枝を広げて、姿のよい樹冠を支えている。緑のドームは形の均整がとれていて、どの方面から見ても、姿に破綻がない。
下図に見える水面は、北上川である。
私が住む新潟県の主な河川の中流域は、大半の水が発電のための別の水路を流れるため、普段の水量は決して多くない。しかし、ここは違う。豊富な水が滔々と流れている。悠揚迫らぬ大人(たいじん)の趣きがある。
カヤは、その西岸に沿って延びる道路と、北上川の間に立っている。
訪れたのは、朝の6時半。通勤時間には少し間があり、まだ人影は疎らだ。
真横からの強い光のため、写真の出来はろくなものじゃないが、北上川の流れを感じながら、カヤとゆったり対面できて幸福だった。 |
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