ページタイトル:琴弾公園のマツ 当サイトのシンボル

画像:琴弾公園のマツ_1

画像:琴弾公園のマツ_2
名称 琴弾公園のマツ (ことひきこうえんのまつ)
名称の典拠 なし
樹種 クロマツ
樹高 13m(注1)
目通り幹囲 4.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 香川県観音寺市有明町
 〃 3次メッシュコード 5133−15−51
 〃 緯度・経度 北緯34度08分02.9秒
           東経133度38分37.4秒
天然記念物指定 なし(注2)
撮影年月日 2013年3月25日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)天然記念物指定は受けていないが、1936年12月16日、琴弾公園は日本国から名勝指定を受けている。小分類は異なっても、国指定の文化財であることに違いはない





 財田川(さいたがわ)の河口近く、右岸側の海岸砂浜に、クロマツ林が広がる一角がある。林の一部には丸く砂浜が残され、そこに銭形(寛永通寶)が描かれている。砂浜の背後には標高58mの琴弾山。砂絵のビューポイントでもある。琴弾公園はそれら全体の総称。
 この銭形は、近年になって描かれ始めたのではない。なんと380年前、寛永10年(1633)から続く、年季の入った銭形なのである。(「少し大きめの画像」に写真あり)
 案内板によれば、領内巡視で訪れた丸亀藩主生駒高俊(いこまたかとし)公を歓迎するため、この地の古老たちのアイデアで、一夜のうちに砂絵を描いたのが始まり。以来ずっと保存されているのだとか。
 写真は、松林中で最大のマツ。琴弾山西麓の道路と銭形の間に立つ。標柱などはないが、道路脇の駐車場のそばなので、見つけるのは難しくないと思う。
 訪ねたのは朝の8時半頃。空気はまだひんやりしている。
 太極拳(?)愛好者のグループだろうか、松林中でそれぞれ好きな位置に散開し、ゆったりした音楽に合わせて、姿勢良く身体を動かしておられた。
 
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