ページタイトル:禅照寺のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:禅照寺のスギ 名称 禅照寺のスギ (ぜんしょうじのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 4.5m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 富山県射水市浄土寺(注2)
 〃 3次メッシュコード 5537−00−16
 〃 緯度・経度 北緯36度41分03.9秒
           東経137度04分31.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年12月11日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年11月1日、1市3町1村が合併して射水市誕生。旧行政区は射水郡小杉町





 北陸自動車道小杉インターチェンジの南方約800m。国道472号を南下している際にスギ巨木の樹冠が見えた。
 見えたのは浄土真宗本願寺派金龍山禅照寺。訪ねてみると、大杉が立つのは本堂裏手の庭園内で、外からの通路はなさそうだ。そこで、失礼を顧みず、お庫裏に伺ったところ、とても親切に対応して下さり、大杉の所まで案内して下さった。(感謝)
 帰宅後に調べてみると、このスギは環境省巨樹データベースに載っていた。ただし上記データはちょっと古く、1988年以前の報告値である。今はもっと大きい。(対面した印象では、幹囲5mには少し欠けるかなというくらいの大きさだったように思う)
 ところで、この禅照寺でもそうだが、わが新潟県や北陸地方のお寺について、総じてとても良い印象を持っている。ごく一部の寺院を除いて、「何しに来たか」という感じの冷たい応対を受けた記憶がない。檀家でもなく、また必ずしも厚い信仰心による訪問でない場合でも、それは変わらない。「よく来てくれた」という対応に悪い気はしないものである。(もちろん、最低限の礼儀として、本堂の外で御本尊に掌を合わせることにしているつもりなのだが、年齢のせいかときどき忘れてしまうこともある)
 私が子供の頃に比べると、本堂はじめ御堂の扉を閉めている寺社が多くなったように思うが、昨今の悲しい世情から、それもやむを得ない防御策であろう。
 誰にでも門戸を開いていることを幸いに、賽銭泥棒が横行し、挙げ句の果てには御本尊まで盗む罰当たりな輩がいるからだ。
 恩を仇で返すことは、人として最も恥ずべき事だと思うのだが…。
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