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樹姿が「となりのトトロ」に似る 駐車場から見ると、トトロの耳は三つ |
名称 小杉の大杉 (こすぎのおおすぎ) 名称の典拠 鮭川村公式サイト(注1) 樹種 スギ 樹高 20m(注2) 目通り幹囲 6.3m(注2) 推定樹齢 伝承1000年(注2) 所在地の地名 山形県最上郡鮭川村曲川字小杉 〃 3次メッシュコード 5840−11−74 〃 緯度・経度 北緯38度48分55.6秒 東経140度10分55.2秒 鮭川村指定天然記念物(1986年11月27日指定) 撮影年月日 2007年8月10日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による 小杉集落から、曲川対岸の高台に登る自動車道がある(入口に大杉への案内あり)。「トトロの木」として有名になってから訪問客が一気に増えたらしく、しっかりした舗装路である。道は大杉まで続いているが、訪問者は途中の大駐車場まで。その先は、住民の農作業用道路だ。 中図右奥に建物が見えるところがその駐車場。曲川の流れを見下ろす一等地にある。もちろん、大杉も眼下に見える。 先客が1グループあった。そして、私が去るときまでにもう3グループ。いずれも子供連れ。車は東京または埼玉ナンバー。帰省を兼ねて「トトロ」を見に来たのだろう。 大杉はウラスギの仲間で、根元から3本の幹が出ている。従って、尖った頂部も3つ。駐車場からは先端のコーンが3つ並んで見える。 大杉を南の方から見ると、東側の2つが一直線に並ぶ位置がある。そこが大杉のビューポイント。中図は、そこから撮影した。 植林したスギに見られないこんもりした姿に、人知を超える偉大な何かを読みとったのだろう。根元には小祠が造られ、山の神を祀っている。大杉そのものも、神の化身として崇拝されていたのかも知れない。 神はトトロに代わったが、子供が大きくなっても、心の中でこのスギが枯れずにいてくれればいいな、と思った。 |
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