ページタイトル:金毘羅桜 当サイトのシンボル

画像:金毘羅桜_1


画像:金毘羅桜_2
名称 金毘羅桜 (こんぴらざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 3.7m(注2)
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 福島県石川郡玉川村中
 〃 3次メッシュコード 5540−63−52
 〃 緯度・経度 北緯37度12分56.0秒
           東経140度24分31.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年4月18日

注1)2009年春、所有者の関係者が設置
注2)福島県公式WEBサイトのコンテンツ「桜回廊あぶくま」による





 JR水郡線泉郷駅の東300mほどの高台に立つ桜。小針家のお庭にある。
 訪ねたのは、晴天の日曜日。サクラはほぼ満開と言っていい。個人所有のサクラではあるが、多くの花見客がいた。
 ご主人らしい方が、応対に大わらわ。この時期、家を留守にするのもかなわぬことだろう。煩わしくもおありだろうが、笑顔を絶やさぬお人柄に、気持ちよく見学させていただくことができた。

画像:金毘羅桜(全景)

 設置されて間もない立派な案内板によれば、13代前の祖先にあたる与兵衛氏が、天明(1781〜89)、天保(1830〜44)の飢饉の後、村を代表して金毘羅参りをしたらしい。その記念樹として植えられたのが、このサクラだという。(ならば樹齢は150〜200年?)。
 以前は、種まき桜と呼ばれ、根元には金毘羅さん、大山阿夫利神社を祀る石祠があったようだ。昭和55年(1980)、傍らに宮殿を建てて石祠の神々を祀った際に、サクラを「金毘羅桜」と命名したのだという。
 どこから見ても華やかな感じのサクラだが、特に上図の向きから見る姿が美しい。その場所には、ちょっとした広場があり、ベンチも設えられている。
 家人にとって大切なサクラであることはもちろんだが、この美しさを独り占めではもったいない。そういうことなのだろうと思う。
 ありがたいことである。
 
ボタン:福島県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る