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名称 老大木柏槙 (ろうたいぼくびゃくしん)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ビャクシン
樹高 16m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城(注2)
〃 3次メッシュコード 4932−34−56
〃 緯度・経度 北緯32度57分53.5秒
東経132度34分26.4秒
愛南町指定天然記念物(1965年4月17日指定)
撮影年月日 2013年5月13日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2004年10月1日、南宇和郡内の全ての町が一つに合併して愛南町誕生。旧行政区は南宇和郡御荘町
僧都川(そうづがわ)右岸、南宇和高校の北東300mほどのところに、浄土宗東漸山浄教院金光寺がある。
本堂と渡り廊下でつながって庫裏があり、その手前にこのビャクシンが立っている。
ご覧のように、目下、樹勢は素晴らしく良さそうだ。欠けるところなく、緑濃い艶々した鱗片葉を満載している。
1本で立ち上がり、地上2mほどで大きく2幹に分かれている。普通は、分かれたあと、互いに反対向きに伸びるものだが、このビャクシンではむしろ互いに近づき、音叉のような形を呈している。
鹿の子模様をつけた樹皮もおもしろい。上部では2本の支幹が出す枝が交錯してうねり、なかなかの趣きがある。
比較的早い時期に天然記念物指定を受けたのも当然と思われる。 |
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