ページタイトル:金剛寺のスダジイ 当サイトのシンボルマーク

画像:金剛寺のスダジイ 名称 金剛寺のスダジイ (こんごうじのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 京都府与謝郡与謝野町与謝(よさぐんよさのちょうよざ)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5335−10−56
 〃 緯度・経度 北緯35度27分52.2秒
           東経135度04分50.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年5月18日

注1)環境省巨樹データベース(2019年調査)による
注2)2006年3月1日、与謝郡内の3町が合併して与謝野町誕生。旧行政区は与謝郡加悦町(かやちょう)





 宮津から福知山に向かう国道176号が、峠下を抜ける与謝トンネルに向かって坂を登り始めるあたりに、臨済宗妙心寺派宝(寶)積山金剛寺がある。国道からは300mほど離れていて、タブノキがある下宮神社からは200mほど西に位置する。それぞれの位置から互いに認められるような距離である。
 金剛寺本尊の地蔵菩薩立像は加悦町で最も古い時代に作られたといわれている。また、臨済宗の高僧愚中周及(ぐちゅうしゅうきゅう)が応永14年(1407)84歳のときに書いた4行の偈(げ)を所蔵しており、「愚中周及墨跡」として町指定文化財。(いずれも案内板より)
 境内の向かって左奥に左図のシイが立つ。
 本堂前面には広い空間を作ったが、裏手にはかつての自然林の一部を残しておいたのかも知れない。
 シイの木は、剪定されたりすることもなく存分に大枝を伸ばしている。南側が開けているので、陽光も十分。
 樹齢はそこそこあると思うのだが、全体に若々しい活力を感ずるシイの木である。
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