ページタイトル:熊野神社の大銀杏 ロゴ:人里の巨木たち

画像:熊野神社の大銀杏(幹と並ぶ) 名称 熊野神社の大銀杏
    (くまのじんじゃのおおいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 8.8m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 千葉県市原市金剛地
 〃 3次メッシュコード 5340−12−90
 〃 緯度・経度 北緯35度29分42.7秒
           東経140度14分58.7秒
市原市指定天然記念物(1968年4月25日指定)
撮影年月日 2014年5月16日

注1)1983年3月に市原市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による





 千葉市や茂原市との境界近く、音無川(村田川の上流)右岸の高台に金剛地(こんごうじ)の熊野神社が鎮座する。神社は標高90m付近。集落から少し離れており、神社への道は細いが、大きな車でなければ進入可能。
 正暦3年(992)、紀州熊野出身の滝本権之助信広なる人物が熊野権現を勧請したのが始まりという。(千葉県神社庁の神社紹介ページより)
 境内に市原市指定天然記念物の大イチョウが立つ。昭和43年(1968)の指定だから、訪問時には、指定後46年を経たことになる。
 案内板には、地上3mほどで5幹に分かれ、すべて1m内外の幹囲を有すると書いてある。指定当時には、5幹とも健在だったのだろう。現在、目立つ支幹は2本のみ。3本は失われてしまった。
 幹の途中からヤブツバキが出ている。もうかなりの大きさになった。ツバキの根も、地面に達していると思われる。
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