ページタイトル:小中町のモミジ 当サイトのシンボル

画像:小中町のモミジ 名称 小中町のモミジ (こなかまちのもみじ)
名称の典拠 なし
樹種 イロハモミジ(注1)
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 4.1m(注2)
推定樹齢 450年(注3)
所在地の地名 茨城県常陸太田市小中町(注4)
 〃 3次メッシュコード 5540−03−99
 〃 緯度・経度 北緯36度44分46.9秒
           東経140度29分27.5秒
常陸太田市指定天然記念物(1975年7月1日指定)
撮影年月日 2013年11月7日

注1)環境省データベースではヤマモミジとなっているが、イロハモミジではないだろうか?(しかし樹種判定にはあまり自信なし)
注2)環境省巨樹データベース(2010年調査)による
注3)旧里美村教育委員会が設置した案内板による(設置年月不詳)
注4)2004年12月1日、常陸太田市に合併。旧行政区は久慈郡里美村





 雨の日の訪問となってしまった。
 枝先が色づき始めていた。青空を背景に,陽光の下で見ればさぞ美しいだろうと思うのだが、あいにくの厚い雲の下で、傘をさしながらの見学である。
 モミジは、国道349号生田バス停近くから東に200mほど入った旧家のお屋敷に立っている。ただし、道路脇と言ってよさそうな場所なので、無断で撮影させていただいた。
 紅葉を愛でることは出来なかったが、モミジにしては、なかなかの巨木ぶりである。古木のみが持つ風格を、十分に堪能させてもらった。
 案内板によると、元禄(1688〜1704)の頃まで、ここは真言宗観音寺の境内だったらしい。推定樹齢が正しければ、モミジは最初、お寺の境内木だったことになる。
 それをこの家の先祖が受け継がれたわけだ。以来、ずっと大切にしてこられたのだろう。
 おかげで、現代の旅人の目も楽しませていただくことができる。ありがたいことだ。
 
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