ページタイトル:小虫神社のスダジイ 当サイトのシンボル

画像:小虫神社のスダジイ 名称 小虫神社のスダジイ
    (こむしじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 13m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 京都府与謝郡与謝野町温江(あつえ)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5335−10−98
 〃 緯度・経度 北緯35度30分00秒
           東経135度06分31秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年5月12日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2006年3月1日、与謝郡内の3町が合併して与謝野町誕生。旧行政区は与謝郡加悦町(かやちょう)





 旧加悦町中心部の東の山裾に、古墳が密集する場所がある。小虫神社は古墳密集地の南方1km弱。その1kmほど南東には大虫神社もある。
 大虫神社の祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)。そして小虫神社は少彦名命(すくなひこなのみこと)。この二神は、協力して国造りに携わったことになっている。
 近くに古墳があるということは、ここが古くから開けた地であることを想像させる。両神社は、当地の国造りの神として祀られているのだろうか。
 大虫・小虫の両神社は、かつて、ともに大江山中腹にあったという。現在地への遷座は室町時代の頃と考えられているようだ。(Wikipediaを参考)
 当時、この辺りはスダジイの林だったのではなかろうか。現在の境内林の林相は、ヒノキやスダジイの混成林。植林されたヒノキに対し、シイの木の方は、もとからの植生が残ったと考えられる。
 ただし、それほどの巨木は見られない。室町時代から生きている木はなさそうだ。
 左図は南参道の入口近くのスダジイ。しかし、上記データほどの大きさはなさそうに見える。
 少し前までは、さらなる大物が残っていたのだろうか。
 
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