ページタイトル:天満神社の大クスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:天満神社の大クスノキ 名称 天満神社の大クスノキ
    (てんまんじんじゃのおおくすのき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 クスノキ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 6.3m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 兵庫県神崎郡市川町小室(こむろ)
 〃 3次メッシュコード 5234−46−00
 〃 緯度・経度 北緯35度00分33.1秒
           東経134度45分21.1秒
市川町指定天然記念物(1971年3月20日指定)
撮影年月日 2015年7月23日

注1)市川町教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 市川(いちがわ)右岸をJR播但線と県道404号(長谷市川線)が並走する。
 小室の集落は、播但線の駅名で言うと、鶴居(つるい)駅と甘地(あまじ)駅の中間付近。
 県道から100mほど西に入ったところに、小室天満神社が鎮座している。(天然記念物指定名称では「天満神社」とされているが、兵庫県神社庁に登録されている神社名は「小室天満神社」である)
 拝殿の手前、向かって左手に大クスが立っている。
 大枝の多くが健全で、樹高もあり、根張りも力強い。なかなか素晴らしい大クスである。
 クスノキは本来が南国の樹木だ。兵庫県内でも、主な大クスは、寒さの厳しくない淡路島に集中している。
 最も近い海でも25km以上あるようなこの地で、ここまで大きくなるのは立派なものである。
 現在の勢いが維持できれば、幹囲8mを超えるのも夢ではなさそうだ。(その時まで私が生きていることはないだろうが)
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