ページタイトル:小森諏訪神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:小森諏訪神社のスギ 名称 小森諏訪神社のスギ
    (こもりすわじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 埼玉県秩父郡小鹿野町両神小森字原(注3)
 〃 3次メッシュコード 5338−77−97
 〃 緯度・経度 北緯35度59分46.7秒
           東経138度58分10.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年11月20日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版U」による
注2)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測
注3)2005年10月1日、小鹿野町に合併。旧行政区は秩父郡両神村(りょうかみむら)





 道の駅「両神温泉薬師の湯」から直線距離で南に約1km。小森川左岸の河岸段丘上面に諏訪神社が鎮座する。
 1999年に埼玉県が設置した案内板によれば、寛平5年(893)に信州下諏訪より勧請した古社だという。
 10月14日の例大祭(近年の祭礼日は10月第2土曜日)では花火も上がって、たいそう賑わうらしい。(注4)
 また、平成12年(2000)からは、しばらく途絶えていた「小森歌舞伎」も復活。同17年(2005)には町指定無形民俗文化財となった。(注5)
 上記「日本の巨樹・巨木林」では境内から12本の巨樹が報告されている(うち3本をデータベースに登録)。かなりの巨木の森だったと思われるが、今はちょっと寂しい。
 それらの代表格が幹囲495cmのスギと460cmのスギ。
 現在は左図のスギが最大で、実測幹囲は514cm。代表格の2本のうちの一本だと思うが、もう一本が見当たらない。
 境内を探してみたら、エノキ(データベース未登録)の近くに大きな切株があった。切株の状態から想像すると、登録後まもなく失われたと思われる。
 幸い、残された一本は樹勢が良さそうに見える。
 まだまだ大きくなることが期待出来そうだ。

注4)境内には、中をくり抜いた丸太を竹の箍(たが)で補強した古い花火打上げ筒が保管されていた
注5)新型コロナ・ウィルスの流行に伴い、ここ数年は中止されたが、この年(2023)5年ぶりに公演が行われた
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