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名称 古宮八幡神社のイチョウ
(こみやはちまんじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福岡県田川郡香春町採銅所
〃 3次メッシュコード 5030−46−48
〃 緯度・経度 北緯33度42分22.5秒
東経130度51分17.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年3月31日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
福岡県の香春町(かわらまち)に採銅所(さいどうしょ)という地名がある。昔、町内に聳える3連峰(香春岳と総称)のうち、ニノ岳(または三ノ岳)から銅が採れたことに因む名である。
銅の採掘、精錬が始められたのは平安時代のようだ(現在、採掘は行われていない)。その後、施設名が村名に継承され、江戸時代に入る前には既に採銅所村があったというから、古い歴史を持つ地名なのである。(平凡社「福岡県の地名」を参考)
香春岳の北東、金辺川(きべがわ)右岸にJR採銅所駅があり、その南西に、麓との標高差20mほどの小山がある。採銅所村の氏神であった古宮八幡神社が鎮座する小山である。(小山の下には採銅所村の村役場もあったようだ)
神社の参道は東に開き、その入口近く、向かって左に大イチョウが立っている。
2幹のイチョウで、そのうちの1本が分岐直後に失われているので、遠目にはそれほど大きく見えないが、傍らに立つとやはり大きい。
訪ねたのは朝7時頃。厚い雲が低く垂れ込め、雨も降っていた。あたりはまるで夜明け前のように暗い。
そのため、全体にくすんだ色合いの写真になってしまった。 |
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