ページタイトル:一之宮神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:一之宮神社のクスノキ 名称 一之宮神社のクスノキ
    (いちのみやじんじゃのくすのき)
名称の典拠 「西条の巨樹」(注1)
樹種 クスノキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 500〜600年(注2)
所在地の地名 愛媛県西条市小松町新屋敷(注3)
 〃 3次メッシュコード 5033−60−79
 〃 緯度・経度 北緯33度53分54秒
           東経133度06分59秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月19日

注1)西条市環境サポーターが2009年11月に刊行
注2)上記「西条の巨樹」による(2008年6月16日調査)
注3)2004年11月1日、旧西条市を含む2市2町が合併して新「西条市」誕生。旧行政区は周桑郡小松町





 JR予讃線伊予小松駅の北100mほどのところに一之宮神社が鎮座する。
 社伝に天平宝字年間(757〜65)創立と伝える古社で、寛永13年(1636)に小松藩が成立すると、初代藩主一柳直頼公は、一之宮神社・三嶋神社・高鴨神社の3社を氏神と定めて保護したようだ。
 境内に2本のクスノキ巨木が立っている。比較的若そうに見えたので、小松藩成立後に生を受けたかと思ったが、伝承では、それ以前から既に立っていたという。
 「しほらしき名やこまつふくはぎすゝき」(しほらしき名や小松吹萩すすき)の芭蕉句碑もあった。
 句は奥の細道の帰途、加賀(石川県)の小松で詠まれたものだが、この地も「小松」だということで、芭蕉150年忌にあたる天保14年(1843)、代官長谷部映門が建立したもの。(当時、ここは四国88箇所第62番宝寿寺の境内だった) 同年10月12日の時雨忌には追善の句会も開かれたそうである。(案内板より)
 
ボタン:愛媛県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る