ページタイトル:小又川の大杉 当サイトのシンボルマーク

画像:小又川の大杉(幹と並ぶ) 名称 小又川の大杉 (こまたがわのおおすぎ)
名称の典拠 熊野市公式ウェブサイトより
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 8m(注1) 実際はもっと細い
推定樹齢 不明
所在地の地名 三重県熊野市飛鳥町小又
 〃 3次メッシュコード 5036−70−48
 〃 緯度・経度 北緯33度57分27.0秒
           東経136度06分21.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年3月29日

注1)上記の熊野市公式サイトによる





 国道42号に同309号が合流する「小阪」交差点から、国道42号を道なりに約3.4km北上したあたりで、大又川に小又川が合流する。左図の大杉が立つのは、合流点から小又川を300mほど遡ったあたり。右岸側。小又川の谷を走る道路からは対岸にあたる。
 川原に立つ大杉である。より正確に言うと、根は川岸にあり、横向きに近い角度で出た幹が斜め上に向きを変え、川原を覆っているような感じ。北陸の多雪地帯に見られる、春に起こしたばかりの若い根曲がり杉を、そのまま巨大にしたような姿である。(湿気を含んだ重い雪が多く積もる地方では、植林したばかりで、まだスギが若く細いうちは、冬の間、雪に押しつぶされたスギを人の手で起こしてやる「杉起こし」という作業が必要である。スギが生長するにつれ、この作業は不要となり、スギも自ら直立するようになる)
 このあたりの川原は滑らかな岩盤である。樹木が生えるのは難しい。そこにこの大杉だ。
 他所ではあまり見られない光景のように思われる。
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