ページタイトル:駒岩のヒイラギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:駒岩のヒイラギ 名称 駒岩のヒイラギ (こまいわのひいらぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ヒイラギ
樹高 8.8m(注2)
目通り幹囲 2.1m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 群馬県吾妻郡中之条町四万(しま)(駒岩)
 〃 3次メッシュコード 5438−76−73
 〃 緯度・経度 北緯36度38分50.4秒
           東経138度47分47.9秒
群馬県指定天然記念物(1982年4月20日指定))
撮影年月日 2015年9月29日

注1)1994年3月に群馬県教育委員会と中之条町教育委員会が連名で設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)群馬県生涯学習センター公式サイトの一つ「まなびねっとぐんま」による





 四万川(しまがわ)右岸、高田山(たかだやま。1212m)東麓の集落が駒岩(こまいわ)である。
 ヒイラギは国道353号の西、やや見上げる位置に立っている。(案内表示あり)
 「まなびねっとぐんま」によると、ヒイラギが立つ場所は観音堂の境内だったらしい。その観音堂は明治初期に焼失。多分、戦後になってからだろうが、跡地にはブランコが設置され子供の遊び場になったということだが、今はそのブランコもない。過疎化と少子化の影響で、ブランコに乗ってくれる子供がいなくなってしまったのだろう。
 ヒイラギは観音堂時代にはもうここにあったと思われる。
 2幹のヒイラギで、案内板には「ヒイラギとしては最大の巨木である」と記されている。群馬県下では最大ということらしい。
 樹勢も良さそうだ。訪問時のヒイラギは「まなびねっと」の写真(撮影年代不明)より大きな樹冠を戴いていた。
 花が咲き始める時期に訪ねた。
 当地では、このヒイラギの花が咲く頃が麦播きの適期と言われてきたそうである(「まなびねっとぐんま」による)。
 これから麦播きが始まるのだろうか。
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