ページタイトル:駒木のアンズ 当サイトのシンボルマーク

画像:駒木のアンズ 名称 駒木のアンズ (こまぎのあんず)
名称の典拠 宮誠而著「日本一の巨木図鑑」
樹種 アンズ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 3.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 青森県三戸郡三戸町梅内(うめない)字駒木
 〃 3次メッシュコード 6041−42−43
 〃 緯度・経度 北緯40度22分25.6秒
           東経141度17分19.7秒
三戸町指定天然記念物(2015年5月27日指定)
撮影年月日 2022年7月23日

注1)上記「日本一の巨木図鑑」による(2012年調査)
注2)環境省巨樹データベース(2010年調査)





 探訪旅行では土地の方のお世話になることが多いが、さらに偶然が重なることもある。このアンズの木のときもそうだった。
 リンゴ畑の中にあるという情報をもとに駒木を訪ねたが、案内板もなく、もちろん分かるはずがない。たまたま仕事をしている方を見かけて車を降りた。所有者の家を教えていただくためである。
 訪問理由等を話している最中、目の前を1台の軽トラックが通り過ぎた。すると、「あれが○○さんの車だ。リンゴ畑に向かうと思うから、後ろについて行ったらいい」とおっしゃる。お礼もそこそこに軽トラに追随。畑の入口で所有者の方に来意を告げると、二つ返事で了解。アンズの木まで案内して下さった。(感謝)
 アンズの木は林檎畑の奥の方に立っていた。案内無しではちょっと見つけられそうにない。
 にもかかわらず、見に来る人は少なくないらしい。貸切バスで来たこともあったそうだ。
 アンズを見に来ること自体は一向に構わないのだが、林檎畑を歩き回られるのは困る。それで、近いうちに道路からアンズまで遊歩道を作る計画があるのだそうである。道路脇には駐車場も作るという。当然、案内板も設置されるだろうから、見学者にとってはずいぶん便利になることだろう。ご好意があだにならぬよう、マナーをしっかり守って見学したいものだ。
 肝腎のアンズの話が遅くなったが、素晴らしいの一言。アンズがこんな巨木になるとは、これまで思ってもみなかった。
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