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名称 駒形神社のスダジイ
(こまがたじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 静岡県三島市沢地
〃 3次メッシュコード 5238−57−74
〃 緯度・経度 北緯35度08分47.2秒
東経138度55分51.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年2月14日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
JR三島駅の北東3km、沢地にある駒形神社の参道入口に、スダジイの古木が立っている。
根元には大きな空洞が口を開き、全体をまとめていた部分を失った今、3部分の寄せ木細工のような形をさらけ出している。太い幹はみな途中で失われ、背丈もすっかり低くなってしまった。
滅びつつある姿のなかで、それでも各所から細い若枝が伸びて葉を茂らせ、懸命に生命を繋いでいる。(若枝の元気の良さに、むしろ驚いたくらいだ)
旧環境庁データでは、境内にもう1本、目通り5.1mのスダジイがあることになっている。本殿の背後にあるのがそれだろうと思われる。
これらを含め、社叢の木々は、人の手で植えられたのではないのだろう。この地の自然林本来の樹相がまだ残っているのではあるまいか。
長老格のこの木が、境内の木々の先頭に立って、鎮守の森をスギなどの新参者に明け渡してなるものか、と言っているようでもある。 |
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