ページタイトル:大神社のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:大神社のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 大神社のクスノキ (だいじんじゃのくすのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 11.4m(注2)
推定樹齢 伝承1000年(注2)
所在地の地名 和歌山県紀の川市粉河(注3)
 〃 3次メッシュコード 5135−33−32
 〃 緯度・経度 北緯34度16分43.4秒
           東経135度24分13.3秒
紀の川市指定天然記念物(1997年4月24日指定)
撮影年月日 2014年3月25日

注1)「自然保存木」に指定されたことを示すもの。設置者名・設置年月とも不詳だが、旧粉河町の関係者が設置したと思われる。天然記念物指定名称は「大神社のクス」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)2005年11月7日、那賀郡内5町が合併して紀の川市誕生。旧行政区は那賀郡粉河町





 西国33観音霊場第3番札所粉河寺(こかわでら)の正面入口である丹塗りの大門近くに、大神社がある。
 八幡でも稲荷でもなく、単に大神社とは奇妙な名だ。しかし、これが神社庁に登録された正式名称なのである。ロードマップ等では大神宮と記されることもある。
 祭神は天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)。お神明(しんめい)さんと同じ祭神である。
 大神社の社号に比して、境内は広くないのだが、クスノキは大きい。上空で広がった枝が境内全てを覆い尽くしていると言っても過言ではなさそうだ。
 極端に肥大した根元も力強い。11.4mの幹囲データはこの部分の数値と思われる。
 「御神木に触れてパワーを頂いて下さい」の立札に誘われて、いつもの通りツーショット。
 サービス精神旺盛な大クスノキに、親愛の情を覚えた。
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