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名称 小池のカツラ (こいけのかつら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カツラ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 12.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岩手県二戸市福田字小池
〃 3次メッシュコード 6041−21−78
〃 緯度・経度 北緯40度13分49秒
東経141度13分34秒
二戸市指定天然記念物(1973年4月1日指定)
撮影年月日 2006年7月31日(左写真)
2013年8月27日(少し大きめの画像)
注1)設置者、設置年月とも不詳(多分、二戸町教育委員会が設置したと思われる)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
安比川(あっぴがわ)に沿って走る県道6号(二戸安代線)と二戸広域農道が交叉する辺りに小池集落がある。ほんの数軒から成る小さな集落だ。
集落の一番端のお宅の裏手に、「小池のカツラ」が立っている。根元には小さな祠があるが、カツラは個人の所有物ということなので、これはこのお宅の守り神ということなのだろう。
写真では分かりにくいが、カツラの先は急斜面で安比川に落ちている。大きく蛇行する安比川の流れの外周側に当たるため、浸食された故である。
天台寺開山の行基菩薩が杖にしていたカツラの小枝を、地面に逆さに挿したものが根付いたとする伝承があるようだ。ために「逆さカツラ」の名もあるという。
カツラの巨木が珍しくない岩手県だが、旧二戸市内では最大のカツラである。 |
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