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名称 小栗山墓地のサクラ (こぐりやまぼちのさくら) 名称の典拠 「フレッシュ会津さくら紀行」 樹種 オオヤマザクラ 樹高 18m(注1) 目通り幹囲 4.6m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 福島県大沼郡金山町小栗山字堂平(どうだいら)(注3) 〃 3次メッシュコード 5639−14−22 〃 緯度・経度 北緯37度26分23.4秒 東経139度31分40.5秒(注3) 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2025年4月21日 注2)株立ち全体の周囲を実測 注3)マピオンやグーグルマップはこの地点の住所を小栗山字上村(うわむら)としているが、ここでは「フレッシュ会津さくら紀行」に従った JR只見線会津川口駅の近くで国道252号から同400号が分岐する。そこから国道400号を道なりに約2km、スノーシェッドを抜けた先で、フェアリーランドかねやまスキー場方面に向かう県道237号(小栗山宮下線)が分かれる。そこを左折して少し登ると、右側に共同墓地が見え、スギを背景にして立つオオヤマザクラの姿も見える。 墓地の手前には、生活体験館とホタル園利用者用の広い駐車場がある。ホタルとオオヤマザクラでは季節が異なるので、利用がかち合うことはない。桜の見物者も駐めさせていただけると思われる。 金山町に隣接する只見町の龍泉寺にオオヤマザクラを訪ねたのは、全国的にサクラの開花が早かった2021年4月22日のことだった。その時は、やっと開花したばかり。2025年の開花はほぼ平年なみなので、2021年より咲くのは遅い。オオヤマザクラの花を見るにはきっとまだ早すぎるのだろうと思ってはいたのだが、このあと訪ねた下郷町のエドヒガンがもう満開と思われるので、この日より遅らせるわけにはいかない。ダメならダメで下見程度にはなるだろうと、あまり期待してはいなかった。 ところがなんと満開であった。山間のオオヤマザクラにしては驚くほど早い。 それは多分、立地環境によるのだろう。南向きの開けた斜面に立ち、その下には舗装された広い駐車場がある。照り返しの熱もかなり受けそうだ。 それにしても嬉しい誤算であった。もしかして、この辺りで最も早く咲くオオヤマザクラ巨木なのではなかろうか。 この桜は、株立ちのため、幹の一本一本はあまり太くない。樹齢も比較的若いのではないかと思われる。 大枝のなかには途中で失われたものもあるが、若い枝は元気が良い。 これから先、だんだん試練も増えるだろうが、しっかり乗り越えて欲しいと思う。 |
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