ページタイトル:黄金水松 当サイトのシンボルマーク

画像:黄金水松 名称 黄金水松 (こがねみずまつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチイ
樹高 21m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 1700年(注2)
所在地の地名 北海道芦別市黄金町
 〃 3次メッシュコード 6542−31−07
 〃 緯度・経度 北緯43度35分24.4秒
           東経142度13分11.8秒
北海道指定天然記念物(2002年3月29日指定)
撮影年月日 2019年6月14日

注1)北海道の樹木(単木)で初めて文化財(天然記念物)指定を受けたことを記した案内板(設置者名・設置年月とも不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による(2001年7月計測値)





 黄金水松が立つのは、JR根室本線芦別(あしべつ)駅から直線距離で北北東に約8.5km。横市牧場の西方。
 訪問時現在、単木で北海道から天然記念物指定を受けているのは、この黄金水松1本きりである(道内に単木での国指定天然記念物は1本もない)。
 そのためか、地理院地図やマピオンにも「黄金水松」が載っている。
 もちろん地元ではこの存在が自慢なわけで、周辺は「黄金水松公園」として整備され、駐車場も完備。道道4号(旭川芦別線)からの分岐点には案内表示が出ていた。
 単幹で直立し、小枝をたくさん纏っている。これだけの巨木になれば、内部には空洞があると思われるが、樹勢は良好に見える。素晴らしい大イチイである。
 平成2年(1990)には新日本名木百選に選ばれ、同25年(2013)刊行の「日本一の巨木図鑑」(宮誠而著)では、日本一のイチイとされている。
 案内板によれば、この地は、豊かな狩猟地としてアイヌの人たちが知るところだったという。『芦別を往来する際にはこの老樹を訪れ、神樹として崇拝する習わしがあったと伝えられてい』るそうである。
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